2011年10月20日木曜日

ソニーさん大丈夫?PRS-T1(WiFiモデル/6型)を触ってみて

そういえば、ソニーのショールームに新しいリーダーを見に行った結果を書いていなかった。
購入を考えている読者の方もいるかもしれないので、ここに所感を残しておこうと思う。

私が着目している点は、「新しいSony Readerを考える」で書いた、
・6型という大きさ
・ReaderからのReader Storeの使い勝手
・辞書の追加
の3点であった。

まず大きさの点なのだが、PRS-T1は思っていたより、ずっと軽い。
このため、6型という大きさはそんなに違和感を感じず、むしろ表示画面(電子ペーパーなので画面といって良いのかわからないが)が大きくなった分見やすいと感じ、逆に気に入ってしまった。
ただ、画面を囲っているプラスチックのような樹脂素材は、指紋が付きやすい。カラーバリエーションは3色あるのだが、指紋が目立つブラック、レッドは避けて、白を選択するのが良いと思う。

あと、もう一つ、見た目上の特長として、戻るボタンが配置されていた。
このボタンでそのままに、ひとつ前の作業やウィンドウに戻れる。
これは、なかなか便利で、現行の機種ではなぜついていなかったのか不思議だ。新機種のプラスポイントであろう。

次に、実際に書籍を読んでみた。
電子ペーパーの表示速度は若干ではあるが、改善されている。
しかし、画面の操作方法に、二本指での操作が加わって、これが最低である。
iPhoneのように表示の拡大/縮小と操るのだが、動作のスピードに電子ペーパーの表示速度が全く追い付かない。スマートフォンやタブレットを基準に、このリーダーを操ろうとしたら、やはり駄目である。
わかりきっていることなのに、なぜこういう余計でマイナス印象を与える機能を追加するのだろう。リーダーには求められていないだろうに。

さて、肝心のWiFi経由でのReader Storeの使い勝手に移ろう。

結論から言うと、お話にならない。
リーダーに内蔵されたビューアでは、一覧も見にくいし、書籍も検索しにくいし、ジャンルも選択しにくいし、何よりも全部白黒で、本屋にいる気がしなから、立ち読みも、ましてや購入などする気が全くおきない。
ということで、あっさりここでPRS-T1購入検討は終了である。

一応、辞書機能も試してみた。
残念ながら辞書は追加できない仕様がそのままであったので、新機種に追加された国語辞典の利便性を確かめるぐらいのつもりだったのだが、ここで腹立たしい機能がついていることを確認してしまった。

調べたい語彙を長タップすると、画面の下に意味が出てくる。やはりこれは便利。
しかし、同時に文章の上にWikipedia、Googleのボタンが現れた。まさか?と思いながらタップすると、そのままWebサイトに飛んでいくではないか。

いかんいかんいかん。たわけ。おろかもの。

不満度100点のWebアクセス機能である。
画面が切り替わる速度が遅いのだから、とにかく、今時のサイトを見るには不便極まりない。ヘボすぎて悲しくなってくる。

リーダのコンセプトは、「本を読みたい。ただそれだけ。」でしょう。

いらないのだよ。こういうのは。リーダーのユーザは別に本を読みながら、インターネットしようなどと思わないのだから。

ああ。もはやストレスがたまった。
今回の機種は絶対に購入を見送るべきだ。私が現在持っているPRS-350のほうが良い。

このままでは、ソニーのリーダーはもう駄目かもしれない。
ファンとしては、せめて次の機種に期待するので、何とかしてほしい。

なお、せっかくショールームに来たので、ついでにSony Tablet Pシリーズも触ってみた。
初代プレイステーションのゲームができるということで、やってみたのだが、なんとL1/L2ボタン、R1/R2ボタンが、上の画面に表示された。。
人差し指と中指で操作するボタンだったような気がするが、どうやって持って、どう操作すればいいのだろう。

ほんとソニーさん、いろいろ大丈夫か?

2011年10月14日金曜日

書籍リクエスト

リーダーストアーの片隅に、書籍リクエストなるリンクが追加されていた。



早速使ってみたのだが、書籍のタイトルか著者をリクエストするようなので、
とりあえず、このブログ「東京都知事選挙」で探したことのある、「老いてこそ人生(石原慎太郎)」を入力してみた。

すると、「手続き完了。ありがとうございました。」
のページに遷移してあっという間に終わってしまった。

Sony IDによる認証も無いし、このリクエストが届いて、どうなっていくのかもさっぱりわからない。

うーむ。天下のソニーのシステムがこれで良いものなのだろうか?

不満な気持ちのまま、
誰でも、何でも、依頼できるようなので、もう一冊、その気になれる自分出版」で書いた「よくある部下の奇行(林賢一郎)」のインチキ書籍も依頼しておいた。



ソニーに対して悪戯しているようで、気が引けたが、システムは快く受け取ってくれたのだから良いはずだ。

ゆくゆくは、リクエストサービスの向上のためにもなるだろう。

しかし、タイトルや著者がわかっていないと依頼ができない。というのは、またしても電子書籍らしくない。
今時なら、キーワードやジャンル程度で、検索がかけられ、関連するだろう書籍をリクエストできるぐらいでないとおかしい。

たとえば、日本を知る書籍を読みたいと思った場合、どういう風にリクエストをすればよいのだろう?
思想、政治がからむ歴史は、人によって解釈が異なり、文章の展開も異なる。だから、同じジャンルで違う書籍を比べたいとも思うだろう。
電子書籍で読みたいものと、アナログ書籍が良いものもあるはずだ。

アマゾンとでも連携して、少しでも電子書籍を買いたいと思わせるように、リーダーストアの改善を願う。

まあ、サービスの向上はこれからだとしても、リーダーストアに、書籍がまだまだ足りないのは事実。
この記事を読んだみなさんは、ぜひ電子書籍のリクエストを、ここから入力してほしい。


とにかく、何でも良いようだから。

2011年10月4日火曜日

新しいSony Readerを考える

ついにソニーから新しいリーダーが発売されるようだ。
PRS-G1(3G/WiFiモデル/6型)と、PRS-T1(WiFiモデル/6型)の2機種である。

両機種とも現行モデルと同様に電子ペーパーを採用し、インターネットへの接続機能を備えている。

PRS-G1での3G回線は、KDDI株式会社か沖縄セルラー電話株式会社との3G通信契約が必須となる。通信方式は、CDMA2000 1X(下り最大3.1Mbps/上り最大1.8Mbps)であり、他社の3G回線は使えない。

回線事業を巻き込み、垂直型の電子書籍ビジネスモデルでも展開するもりなのか、リーダーでは新聞や雑誌をタイムリーに購入できないのに、意味不明である。
回線事業者としては2台目需要、複数契約を狙っているのだろうが、デジタルフォトフレームで似たようなことをして、あれだけ失敗しているのに、こちらも残念でならない。

せめて、例えば例月回線を契約していれば、「購入書籍が常に割引になる」、「レンタルのような従量払いができる」等の電子書籍の提供の仕方があるならば、利用の考えようもあるが、元より通常の書籍と電子書籍の料金の差すら大差ない現状では、期待することはできないだろう。

更には、
--
ウェブコンテンツの文字が快適に読める
電子ペーパーを採用したディスプレイは、書籍やコミックはもちろん、文字中心のブログやニュースサイトなどウェブコンテンツの表示にも最適。目にやさしく、紙のような読み心地で、長時間快適に閲覧できます。
--
とある。

何を言っているのだか。そもそもFlashも表示できないし、アクセス制限もかかっている。
リーダーを利用しているユーザならわかるが、電子ペーパーの反応速度を考えれば高速にWeb等を表示するには不向きである。CPUも速くないうえ、3G回線となるなら尚更、検索するだけでもストレスを感じるに違いない。

紙のような読み心地とはよくぞ都合良く表現したものだ。

もはや、PRS-G1の方はコンセプト不明のいらないデバイス決定である。
こちらがほしい方は、Readerではなく、Sony Tabletを購入するのがよろしかろう。

さて、以上の考察から、PRS-T1(WiFiモデル/6型)の購入の是非を考えてみたい。

私の持っている現リーダー(PRS-350/5型)利用において、購入を悩んでいる点は以下である。
・6型モデル
6型は新書本の大きさで、文庫本の大きさであったPRS-350より一回り大きい。
これは微妙な大きさで、スーツの内ポケットに入っても、ジーパンの後ろポケットには入らない大きさである。
いつも手ぶらで行動する私にとっては、大きな事項だ。
実物を持ってみて考えるしかない。

・ReaderでのReader Storeの使い勝手
唯一の本屋さんである、Reader Storeは、とにかくユーザビリティが悪い。
以前このブログでも「こんなコミックでは本屋は廃業間近」で書いた通りである。
インターネットに繋がり、直接購入できるということは、このReader StoreがReaderの中に入っているということだが、直接現在のサイトにアクセスするわけではないだろうから、なんらかかの専用アプリか、専用サイトが用意されていると思われる。
本を見つけるのも大変なこのReader Storeがどう改善されているのか。
これも、実際にアクセスしてみてから考えるしかない。

・辞書機能の強化と追加
これも以前このブログで「辞書がないとつらい」で書いたのだが、せっかく書籍を読みながら辞書を引ける機能がついているのに、以前は英和辞書しかなく、挙句の果てには、追加でインストールもできなかった。
PRS-T1では、国語辞典:大辞林 第三版 は利用できるようだが、追加できるかどうかはわからない。
販売員にでも聞いてみるしかない。


ということで、今からソニーショールーム(銀座)に行ってきます。

2011年8月31日水曜日

女性誌「VERY」


先月末の話だが、女性誌VERYが主催するイケダンコンテストのファイナリストに選ばれた。



妻が応募し、あれよあれよと審査を突破し、不思議なことにファイナルまでたどり着いてしまったのだ。コンテストの内容は、いつか書くとして、まずはVERYとイケダンについて考えてみたい。

今回の話が出るまでは、女性誌を見ようなどという発想自体が私の中には無く、ただ捨てるのが重い迷惑な雑誌だとしか認識をしていなかった。
それにリーダーは、この手の雑誌を読むのには極めて不向きだ(そもそも電子書籍にはなっていないが)。


しかし、イケダンを通じていやいやながらも、誌面に目を通してみるとこれが中々深く、VERYには、2つの方向性を持つ記事が合わさっていることがわかった。

プチセレブのためのファッション記事と、同年代で同レベル(上の方)の女性が抱える悩みに、ハイレベルに切り込む記事群の融合である。
しかも井川遥氏や、専属モデルがその先駆者のごとく語られている。

少し見栄を張りながら、周りとの距離を確認しながら、女性として格好よく生きていこう。そのような何かを、男性である私でも感じられるほどのなかなか筋の通った女性誌である。

なんとなく自虐的なネタを挟みながらも、記事群はしっかりしており、この深みがあるためか、発行部数はなんと26万部だという。

VERY読者の女性達から見れば、男性の感覚などはオプションでネタ程度なのだろう。

そして、この誌面の特長は、一切の男性目線を排除し、女性万歳で構成されていることにあるのだが、そこに唯一、中途半端な記事が存在する。

それが「イケダン」である。

イケダンは、すでに新語として定着しているほどだ。
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「イケてるダンナ」の略。光文社発行の女性誌『VERY』の造語。「仕事をバリバリとこなしながらも家族を大切にする」「奥さんを手助けすることに躊躇しない」「外見もイケてる」「ファッションも手を抜かない」といった条件を備えた夫である。妻として友人に紹介しても恥ずかしくないと思う男性で、まさに「満点パパ」の典型。(Yahoo辞書より)
--
これは男性を最高点まで引き上げている内容である。
男性を褒め称え、ましてや毎月誌面に掲載するなど、絶対女性重視の本来のVERYの趣旨からは外れているはずだ。

しかし、このイケダンの定義。とてつもなくハードルが高い。

仕事をバリバリこなしたら、時間は本当に無くなる。

私は1日が24時間であることを恨むほど、仕事をこなしてきた経験がある。
この状態でも家族を大切にすることはできるが、積極的に妻の代役を果たし、目を輝かせ、綺麗な格好を維持するのは不可能に近い。

実際は、ろくに自分の食事もとれず、睡眠不足で目は血走り、スーツは汗にまみれるからだ。

すでに世にある「イクメン」は、育児をする男性であるから、誰でもできる。
それに比べこのイケダンは、イクメンの上、妻に称えられ、他に紹介する対象なのだから、今現在、男性の究極と言えるのではないだろうか。

しかしふと、冷静に分析すると、「ああ。なるほど。プチセレブファッション誌だった。」と感心するのだ。

要は、VERY読者レベルの女性が求める男性理想像が、このレベルだということであり、それを先取りして流行らせ、あくまでVERYファッション関連のステークホルダーのために、世の男性のレベルアップを促しているということだ。

考えればわかることだが、子供を抱えて、化粧や爪、洋服や鞄、靴にお金をかけて女性が入れ込むためには、旦那の圧倒的な協力がなくては成り立たない。

子供を抱っこをすれば口を拭かれ、靴で蹴られ踏まれ、洋服や靴はすぐに汚れる。
家の中はそこらじゅう散らかり、食べ物は床に落とし、ペンやクレヨンで落書きもされる。
汗だくになって追っかけ、掃除をして、食器洗いや洗濯で、化粧も爪も大変だ。
これを避けるためには、旦那がその盾となり、こなすしかない。

すべてはVERYが望む女性を増やすためにである。

「仕事をバリバリとこなしながらも家族を大切にする」
→まずは旦那として最低限のレベルを定義。仕事はできてあたりまえ。更にVERYファッションを苦も無く提供できる十分な金を稼ぐことが、バリバリの意味である。VERY妻からすれば稼ぎもない(あるいはあっても取るに足らない)くせに、家族(子供ではなく、主に妻)を意識しないなどは論外なのである。

「奥さんを手助けすることに躊躇しない」
→結論はこの一点であり、妻にVERYレベルを維持させるための、環境を与えることである。

「外見もイケてる」
「ファッションも手を抜かない」
→この2つは、基本旦那を奮い立たせるオプションである。

外見やファッションは、VERYファッションを身に纏う妻とバランスをとるために必要なものであって、むしろ、旦那だけが単独でイケてることは、余計な虫がたかる可能性もあり、不要である。
#ここは今度は「イケメン」との違いを認識して、勘違いしないほうがいいだろう。

上記のように解釈すべきなのが、VERYが求めるイケダンなのだ。

しかし、不幸にも最近のイケダンは男性目線が入ってしまい、男性の趣味やこだわりもイケダン要素に入ってきている。
ヨッ!イケダン!という日産とのコラボレーションが影響しているのだろう。VERYが望む方向と明らかにずれてきている。

旦那が妻や子供が入れないような一人の趣味を持ったり、そもそも女性が理解できないガラクタ採集に金をかける輩は、本来のVERYのイケダンでは、失格であるはずなのに。。

さて、VERYはこの状況をどう方向修正をしていくのだろう。

このままイケダンという言葉だけが流行っても、雑誌VERYも、掲載されているセレブファッションも販売は伸びはしない。
人の旦那のコンテストなんてやってないで、早めに当初の女性絶対重視の視点に戻った方が良いと思うのだが。。

まあ、イケダンと言われて、悪い気を持つ男はいない。私はなんとか自然にイケダンを維持していければ良いと思っている。

この顛末がどうなっていくのか、リーダーとは関係ないが、私なりに分析を続けていくつもりだ。

2011年6月30日木曜日

こんなコミックでは本屋は廃業間近

ついにリーダーストアーで、コミックの購入ができるようになったようだ。
その数は約2,500冊。
この数が多いのか少ないのかがよくわからないが、これでリーダーを使う人も増えるのではないだろうか。

コミックは、「少年」、「少女」、「青年」、「女性」、「青年・女性(?)」と、若干意図がわかりかねるジャンルに区分され、例えば「少年」ジャンルの配下には、「コミックボンボン」、「週刊少年マガジン」という風にさらに区分されている。
出版社で分けるわけでもなく、雑誌単位で分けているところが、早速もって残念だ。

また、検索しようにも、コミックを読んでいた時代の名称をうまく思い出せないから、検索にかからないのか、実際に商品として並んでないのかすらわからない。
なんだか、本屋さんとしては、リーダーストアーはレベルが低い。

そして陳列されたコミックは高い。
私がコミックを本屋で購入して時代は、1冊、360円ぐらいだったと記憶している。
だが、いつの間にインフレを起こしたのか、最低でも420円。大体が525円もするではないか。

回りの友人に尋ねてみると、これが今の本屋の定価とのこと。
確かに20年も前の話と比べても仕方がない。。
だが、またしても電子書籍なのに、そのメリットが価格に反映されていない点は、ぜひとも改善を望みたい。

と、まあそれはともかく、リーダーファンとしては、まずは購入である。
最近のコミック事情は知らないが、宇宙兄弟(小山宙哉)が、最近テレビで取り上げられていたので、これを購入してみる。525円。
男子たるもの、一度は宙(そら)に出て、地球の重力から魂を解放したいものだ。


と、早速読んでみると早速がっかり。

いつぞやこのブログ記事で書いた、「自炊」レベルのコンテンツと大差ないではないか。


この真っ黒なページや、無駄な横余白はいったい何なのか。
コミックは面白くて、電車の片道で読めてしまうのが残念なほどだが、内容がどうこう以前の、電子書籍自体の品質の問題をどう解決してくれるのだろうか。

せめて、立ち読みさせてくれれば、もっと考えられたのに、コミックは立ち読みができないようになっている。
確かに本屋ではビニールがかかっていることが多いわけだが、これは本の質を守るためであって、なにも電子書籍にも立ち読み防止をもうけることはなかろうに。

ああ。まだまだだ。
コンテンツの充実はもちろんだが、電子書籍の本屋さんとして、しっかりしてもらわないと。
潰れてもらったりしたら、困ってしまう。
私のブログネタはこれしかないのだから。

2011年5月25日水曜日

辞書がないとつらい

そろそろ辞書が欲しい。
リーダーには、予め辞書が入っており、書籍を読みながらわからない言葉を引くことができる。
サンプルの「ALICE'S ADVENTURES IN WONDERLAND(Lewis Carroll)」を読みながら(読んでいないが)、このように単語をタップするだけで、ページの下に意味が出てくる。電子書籍ならではの優れた機能なのだ。


しかし、なんで英和辞典が入っていて、国語辞典や人物事典などが入っていないのか謎である。
発売から半年が経っても変わらない現状に少しイライラする。

リーダーでは辞書の扱いは書籍と異なり、専用のアプリケーションとなっている。
このため、なんらかの方法でリーダーへインストールするわけだが、そういえばその方法を書いてあるところを見たことがない。
すると、こんな記述を見つけた。
--
ご注意
・本機には、国語辞書や和英辞書は搭載されておりません。
・また、標準搭載の辞書以外に新たに辞書を追加することはできません。
--
http://www.faq.sonydrive.jp/faq/1040/app/servlet/qadoc?036417

本気か?追加することができない??
これは知らなかった。。

私が選んで買う書籍は、意外に難しい日本語、カタカナ横文字が多い。
最近の本棚はこんな感じである。


ああ。しかし、どうしたらいいだろう。これは致命傷だ。
いくら私が結構アナログ好きといっても、リーダーの他にアナログ辞書を持ち歩くわけにはいかない。
というより、すぐ調べたいのに、片手で読みながら知りたいのに、これができないのは電子書籍端末としての価値をひどく落とすものだ。

早く何とかしてほしい。
さもないと、このブログに投稿するおもしろ辞書ネタを忘れてしまうから。。

2011年4月11日月曜日

東京都知事選挙

統一地方選挙が行われ、東京都は、予想通り大差で石原氏が当選となった。

背景には、大震災が影響を及ぼした非選挙ムードや、メディア戦略が取れないとか、民主政権の不信感などが上げられているが、根底にある問題をもっと厳しくマスコミは指摘したら良いだろう。

今回もあれだけTwitterなどで情報を得る環境にいながら、都知事選挙が実施されることすら知らない、あるいは忘れている若者(20~40代)が多かった。


放射能の根拠のない情報や、計画停電に対する単なる不満、自粛という言葉に踊らされた数々の自己中心的な情報を扱うのには長けていても、自分たちの未来を切り開く知事選の情報には興味がない。これは一体どういうことか。
花見日和の晴天に恵まれておきながらこの様である。
私は友人が、「選挙を自粛」と非都民な発言を聞いて、ひどく心が痛んだ。
残念だ。
この結果は、若者には任せていられないという石原氏世代の有権者からのメッセージと、誰か何とかしてくれるだろう(=誰でも変わらない)という若者のスネかじりの実情の表れだ。

戦時下にある国々で、悲惨な状況におかれた国民達は、たとえ投票所がテロの標的になろうとも、自分達の国を思い、投票を行っている。
がんばろうと言いながら、こんな基本的なこともがんばらない失礼な都民が、なんと多いことか。。

まさに、まずは我欲を強制的に落とすしかない。
石原氏には豪腕を思う存分に振るって欲しいと願っている。

ということで、石原慎太郎の書籍をリーダーで購入することにした。
「太陽の季節」はまだ読む勇気がない。そこで「老いてこそ人生」を選択したい。
と検索をしたのだが、
Reader Storeでそもそも、扱っていないではないか。

まったく、タイムリーだと思うのに、何故用意しないのだろう。
石原氏に自粛要請でも受けたとは思いたくないが、Reader Store運営も心配だ。

2011年3月19日土曜日

電気力ブック

今回の大震災。被災地の方々を想うと、たかだか停電で、買占めを始める都会人は何とも情けない。東京のような大都市で起こったら、人災で自らを滅ぼすことになるのだろう。
歯車が狂うと、平和ボケ人は、皆、弱い。

TVやネットで見るニュースは、暗い話ばかり。
街も節電で暗く、余震もある、こういうときこそエネルギーを無駄に消費しない読書が気を紛らわすのに一番いい。
ページを送るときにしか電力を使わないリーダーは、バッテリーの残量をあまり気にする必要がない。震災から前から一週間以上充電をしていないほどだ。

とはいえ、結局はいつか電気エネルギーがなくなれば動かなくなる。
要は、電子ブックではなくて、電気力ブックなのだ。

ふと、この間テレビで振動力発電を特集していたことを思い出した。
携帯電話が電気を使ってバイブなどの振動を起こしているが、その逆を、圧電素子で行い、振動から電気を作り出すというものだ。

本当に夢がある。
http://yumenotobira.sblo.jp/article/10475398.html

しかもリーダーなら、すぐにでも実現できそうな気がしてくる。
ページを送る振動で次のページを表示するだけで良いのだから。

本も流通が遅れ、本屋も多数無くなっているに違いない。
電子本屋と、自分で発電できる端末があれば、被災地でも読書ができる。
正しく編集され、その方たちに本当に必要な情報も送れるのではないだろうか。
また一つ、今後の電子書籍のあり方を私なりに考えることができた。


それにしても、今回のような事態で、我々は情報の扱い方が実に未熟であることを露呈してしまった。
すぐに「情報が錯綜」などというが、情報が錯綜するのは、情報を送る側も得た側も、内容の分析、取捨選択ができていないからである。

Twitterなどはネット時代の伝達手段として極めて有効だ。
だが、良かれと思い、右から左へ流す情報が、どれだけ情報を錯綜させ、エネルギーを消費させてしまったか。
たとえば、素人が放射能の情報を大急ぎで集めて、ろくに分析・取捨できずに共有して何か役に立ったのか?
こういう点は反省せねばならないだろう。
情報の伝達技術を持つ我々は、情報を捨てる技術も磨かなければならないのだ。

2011年3月10日木曜日

図書券を制するものは電子書籍を制する

地上マイラーである私は、ANAマイルが貯まると、いつもEdyにポイントを変換している。Edyは便利で、それこそ本も買えるからだ。

先日、ちょうどマイルが貯まったので、交換を行おうとしていたところ、「ソニーポイント交換レートアップキャンペーン」なるものを発見した。

マイルからソニーポイントへ交換すると10%もお得である。
(10,000マイル→11,000ソニーポイント)

今回はソニーポイントへと交換し、
そのまま、ソニーポイントで、「世界を知る力(寺島実郎)」と「日本でいちばん大切にしたい会社(坂本光司)」を一緒に買ってしまった。
ポイントになると、なぜか買いやすくなるのも、ポイントだ。

しかし、そういえば、電子書籍を購入する際は、ポイントでもクレジットカードでも今のところネット経由で購入する以外の手段がない。

リーダー利用者は、ソニーが提供するネット上の「Reader Store」のみが本屋である。
今更ながら、この本屋では図書券や図書カードが使えないことに気づいた。

学生の頃から、何かのお礼の際には、図書券をもらっていたが、このような文化は一体どうなっていくのだろうか?
図書券(新規発券は停止済み)や図書カードは有効期限が無い。しかし、電子書籍が普及すればするほど、使い道も無くなってしまうだろう。

そこで思ったのだが、各電子書籍ストアーは、これを自社の発行するポイントと交換してみてはいかがだろうか。

世の中にどれだけの図書券/図書カードが眠っていることか。
これらをソニーポイントに還元したら、電子書籍は、「Reader Store」から買うことが決定付けられる。ポイントに加算して、PCなどが購入されるチャンスが生まれるかもしれない。

先に取り組んだストアーが勝つだろう。
電子であっても無くても書籍なのだから、是非とも実現してほしいと思う。

私も財布の中身の図書カードを確認しておく。
かなり利用済みであり、あと300円ぐらいしか残っていなかったのは、ちょっと残念だ。
ただ、良く見ると図書カードでなく、QUOカードであった点は、このような記事を書く以上、深く反省しなければなるまい。

2011年3月4日金曜日

中古本しか買えない時代へ

大学入学試験中に予備校生が携帯電話でカンニングをし、逮捕されたそうだ。

ハンドルネーム、アバターでも同じことだが、匿名なら何とでもなると考える彼らは、インターネットの仕組みや、今時のデバイスの凄さを意識しないのだろう。
iPhoneや、Androidなどで、タッチパネルをいじくりまわしている人たちは、自然に指紋を採取され、同時に画面を覗き込んでいる間に写真も撮られ、ネット上に蓄えられているかもしれない。
実際は無いにしても、この程度ならすぐにできるような時代なのだ。

使い勝手が良いということは、意識せずに今回のような事例を作り出すのだから、恐ろしい。

それにしても試験中に携帯電話で、コソコソしながらよくぞ投稿できたものだ。
補完機能を最大限に活かしても、そうそうできるものではなかろう。
それに、6分後には回答が書き込まれたというのだから、彼らは皆、反射的に動ける情報共有サイトの達人に違いない。

電子書籍の世界でも、ソーシャルリーディングなる言葉が生まれている。
フレーズというか、書籍の文面をシェアして、感想文を情報共有サイトでシェアするらしい。SHARE READER(http://shrd.jp/)はその一例である。

ニコニコ動画のように、シェアされ今流れている情報に対して、投稿できるものは、非常に素晴らしい仕組みだと思っている。

しかし、このように、個人の電子書籍を、わざわざ本文引用付きで、感想文を投稿してシェアという点で、著者や読者はソーシャルリーディングに満足するのだろうか?
http://blog-imgs-38-origin.fc2.com/d/e/s/designsign/20101215_share_2.jpg
SHARE READERでは、達人の技術は必要ない。

なぞるだけで、文章をネット上にUPできる。簡単だからあっという間に、全文そろって、ネット上で一冊になることだろう。これは良いことに思えない。

そしてそもそも、著者は、それぞれ一フレーズに対して、つぶやきレベルのコメントを望むだろうか?また、普通の読者は、余計なコメントに読む気を失わないだろうか?

更に、あるソーシャルリーディングでは、本文の該当箇所に他の読者がつけた感想を映画の字幕かセリフのような吹き出しのように表示する機能を検討しているという。

全くもっていらない機能だ。
実物の本だったら、他人の手によってつぶやきを書き込まれた本を、誰が金を出して買うというのだろうか。
販売に直結させたい意思はわかるが、それならせめて廃棄寸前の中古本として格安で売って欲しい。いらぬ情報は、マイナスの価値しか与えないことを認識する必要があるだろう。

リーダーは、機能的にもこのような方向に行かないだろうから安心だが、電子書籍全体の発展に危うさを感じてきた。中古本しか買えない方向へ向かっていることに気付いてほしい。
今は、ソーシャルリーディングが、皆の手によってシェアが目的とならないことを祈るばかりだ。
新刊を丁寧に読みすすめて感じる、自身の素直な感想を妨げないために。

2011年2月28日月曜日

自炊ができない

紙の本をスキャナーで読み取り、自分で電子書籍化することを「自炊」と呼ぶらしい。
なぜ自炊と呼ばれるのかわからないが、この行為に適切な表現が無いから、ネットの中で自然とそうなったのだろう。

大学時代、工業所有権法を専攻していた関係なのか、そもそも自炊については、本当に私的利用の範囲に収まるものかを考えてしまう。

ただ、それはそれとして、積み重なる妻の書籍に対し、私的(=自分的)に、自炊が最適な手段であることは間違いなく、準備のためにネットで情報を集めることにした。

検索するだけで、本の裁断からスキャニングまで事細やかなサイトや、代行業者まで無数に出てくる。裁断機と高速スキャナーは2種の神器として、かなりの値段だが、ほぼ組み合わせで売られている。

※裁断機

そしてやはり、同時に、自炊業者や自炊行為に対する違法性を表するものも多く、著作権に関する問題を再認識することとなった。

結論から述べると、私は自炊をやめておく。
決め手となったのは、自炊そのものではなく、調べている中でたどり着いた、先月の「まねきTV事件」の最高裁判決からだ。
ご存知の方も多いだろうが、まねきTV事件とは、「テレビ放送番組を録画して送信する機器を預かって、ビジネスを行う永野商店の行為」に対して、NHKと民放5社が著作権侵害として訴訟を起したものだ。
海外で日本の放送を見たいというニーズから生まれたと聞いているが、本人の録画機器を預かっているとはいえ、録画コンテンツをインターネットを経由し明らかに再配布している時点で、このビジネス自体は好きになれず、関心は薄かった。

しかし、これに紐づいてでた判決は恐ろしい。
判決によれば、
「当該装置が受信者からの求めに応じ情報を自動的に送信することができる状態を作り出す行為を行う者」は、著作権を侵害する者だそうだ。

この判決を巡っては、様々な議論がすでに行われている。
私が考えるきっかけをくれた「池田信夫氏」の記事は、ポイントを突いている。
MobileMeもDropboxも違法である (http://agora-web.jp/archives/1257832.html)
をぜひ参照願いたい。

要はとにかく、「他人の著作物を、形はどうあれ、インターネットで送信することはすべて違法」となるということだ。
しかも、最高裁判決は媒体をテレビ放送番組と特定していない。

自炊でできあがるのは、リーダー専用ではない、PC上でも閲覧可能な通常のPDFファイルだ。
このファイルを、私的利用のため、他人からアクセスできないインターネット上のフォルダにUPするのはもちろんアウト。恐らく、メールで自分宛に送ってもアウト。自分でなく、家族がウィルス等に感染して行っても、ルータが送信機器だから私もアウト。インターネットへ送信したらとにかくアウトなのである。

範囲が広すぎる。
そして、最高裁の判決である限り、現著作権法を改正する以外に、対応する方法がない。このままでは、誰もが皆、いずれは著作権侵害者となる。

実際問題、そんなことになるのかわからないし、自炊PDFまで波及するのかも不明だが、このような状況を考えて、自炊を行うのはやめることにしたのだ。

それにしても、どう考えても、このような判例ができてしまったことは、めぐり巡って、著作者のメリットにもなるとも思えない。
流行りではないが、フェイスブックを活用し、著作権者を巻き込んだシュプレヒコールを起こし、大きなうねりとして、法改正へと持っていけないものだろうか。。

少し話しがそれてしまったが、自炊は他人の著作物を、インターネットで再配布可能な形式にする行為だ。面倒だし、コストも時間もかかる上、危険だ。

防止のためには、自炊するよりも良いリーダー向けコンテンツを、著作者、出版社が、改めて充実させ、適正価格(裁断やスキャンするより安く)で販売すれば済む。
読者と出版社、著作者が直接繋がるだろう電子書籍の仕組みなら必ずできるはずだ。

早期の実現を期待したい。

ともかく私は、せっかくリーダーがあるのに、妻の本を片付けられないことに困っているのだ。

2011年2月24日木曜日

翻訳と意訳

先週末、映画「ソーシャル・ネットワーク」をようやく見た。

リーダーで、書籍「フェイスブック若き天才の野望」を読んでいたのだが、400ページほど読み進めた頃(私のリーダでは全1171ページになる)に、全然印象に残らない本だと感じ始めた。
内容がどうこうという問題ではなく、感覚的に読みにくく、伝わりにくい。

そこで直感的にフェイスブックを感じてみたいと、映画を見ることにしたのだ。
映画を見るのは実に久しぶりである。


映画「ソーシャル・ネットワーク」では、恐ろしいほどの早口なザッカーバーグのセリフが、次々と意訳され、字幕に出てくる。

映像がある上、私は比較的この手のIT用語にも強いから、そのまま伝わってきた。
それにしても、内容を理解し、字幕翻訳を行った松浦美奈氏、すばらしい。

映画自体も実に面白い作品であった。

その後、リーダーで書籍をまた読み進めると、今度はかったるくなってきた。
そもそも、比べてはならない翻訳と意訳の違いなのだが、要はここに、読みにくさと伝わりにくさがあることは間違いない。

書籍の一文でセリフ部分の例を挙げる。
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~そしてその目標に向かってきみたちを動かそうとするぞ。なるほどポストはベンチャーキャピタルのようなネットワークも持っていない。しかしわれわれはきみたちに~
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なるほど、ほげほげだ。しかし、なになにだ。
こんな話し方をする人が本当にいるだろうか?

いわんや日本人をや。である。

正確な翻訳なのかもしれないが、意訳してほしいものだ。
筆者の意図と若干異なってもそうしたほうが楽しいし、読みやすい。

せっかくの電子書籍なのだから、海外の書籍は原文はそのままに、日本人(語)向けの作品として、複数訳の作品として、展開してみたらどうだろうか。

翻訳ではなく、意訳「戸田奈津子」となっていれば、その書籍を購入する人は飛躍的に増えるだろう。

2011年2月16日水曜日

ジャパネットたかたを立ち読み

リーダーで、立ち読み機能を良く使う。
Reader Storeにアクセスし、気になる本のサンプルをダウンロードするだけなので、私のリーダーには、数々のサンプルが入っている。

しかし、残念なことに、これらのサンプルはすぐれているとは言えない。
本屋で立ち読みをするときは、表紙を見て、目次を見て、パラパラと全体をすばやく流し読みをするだろう。
ところが大抵のリーダーのサンプルは、目次と最初の一章(節)ぐらいしか読むことができない。表紙に帯も無いから、結局、目次とその一節で、購入するかを判断することになる。

つい先日、「ジャパネットからなぜ買いたくなるのか?」という書籍が販売された。
仕事がら、販売に繋がる様々なマーケティング手法を勉強しているのだが、Facebook等ソーシャルメディアに気を取られ、日本最強のテレビショッピングの存在を忘れていた。

即サンプルをダウンロードし、ページを送る。
面白い。初めてサンプルで惹かれた。

最初の一節では、会議で使う高機能ICレコーダを瞬時に4万台売った話が載っている。
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性能を説明せずに、
「『何時に帰る』とか『冷蔵庫にアイスクリームが入っているよ』など、お子さんへ伝言を残したいとき、これを使ったらいかがですか」
とアピールしたんです。
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新たな顧客層を見つけ、その購買意欲を引き出す素晴らしい提案。
相手に伝える、相手の利益を考えるという大原則が分かっていても、ここまで具体的に簡単にできるものではない。

そして、この本の著者(荻島央江氏)の腕。
「ジャパネットはマーケティングのセオリー通り」と称し、本の「はじめに」の段階でそれを説明。そこに興味を持つ(私のような)人間のために、具体的な上記の例を最初の一節に持ってきている。

実に勉強になる。
リーダーのサンプルにも最適だし、このように引き寄せれば、マーケティングは成功だ。
1,400円。納得し、購入してしまった。

今は、電車の中スティーブジョブスとザッカーバーグと高田の3冊を行き来している。
読み比べながら読み進めるのは、実に楽しい。
リーダーのような電子書籍ならではの読書スタイルが、私なりに確立しつつある。

2011年2月14日月曜日

フェイスブックが教える歴史

エジプト政権が崩壊した。
チュニジアから事を発した民主化運動(と本当に言って良いのかわからないが)が、独裁政権を打ち砕く。

フェイスブックがその起爆剤となったのは、紛れもない事実。
ザッカーバーグは、自身が作ったアプリケーションサービスがここまでの破壊力を持っているとまで思っていただろうか。

「フェイスブック若き天才の野望」を、今読んでいる。
ちなみに、本屋では1,800円だが、リーダーストアでは1,500円だ。
内容は、面白いといえば面白いのだが、彼がどのような思いでここまでの発展をどう遂げていくのかという、要は他人が書いた自書本だ。

それよりも私は、フェイスブックが関与した、今回のような歴史に興味がいってしまう。

私は1つのアプリケーションサービスが国を変える瞬間を見た。
どんな強国が、どんな武力を使っても、成しえないことが、あっさりと実現したのだ。
衝撃を受けないだろうか?

2ちゃんで書いても、ツイッターでつぶやいても、ダメだろう。
ザッカーバーグが述べているように、フェイスブックが実名主義で、「現実世界での知り合いとの交流を深め、スムーズにするためのツール」であったからこそ、現実の人間を動かす結果をもたらしたのだ。

恐ろしくもあり、嬉しくもある。
インターネットでの情報の自由な発信と共有は本来このように使われるべきなのだ。

良い本があり、これは私が好きだからリーダーでも読んでいる。
「教科書が教えない歴史」シリーズだ。
今のところ21冊。126円という価格から、思わず買ってしまう。
日本とアメリカの関係から、台湾、朝鮮に関するもの、東京裁判など様々な我が国の歴史を知らない事実と共に教えてくれる。


そして、思う。この時代にフェイスブックがあったなら。。
今と違う日本国があるに違いない。
書物は「フェイスブックが教える歴史」となっていただろう。

2011年2月9日水曜日

青空文庫で修行

気づかなかったのだが、リーダーストアで、名作・古典や、日本文学作品がすべて無料で購読できるようになっていた。
http://ebookstore.sony.jp/genre/list_text/1500/
約2,000冊だ。
「本コンテンツは日本国内におけるパブリックドメインです。」とあり、芥川龍之介、太宰治、夏目漱石、宮沢賢治といった、誰もが知る著者の作品を、本当に無料で読むことができる。
青空文庫万歳。
そういえば、中学生ぐらいから日本文学作品を読んでいない。
夏休みの宿題として、ずいぶん読書感想文を書いた記憶があるが、恥ずかしながら内容は全く覚えていない。
今なら、どういう感想を持つのだろうか。
早速リーダーに一冊入れてみた。
選んだ一冊は、「吾輩は猫である」夏目漱石である。

うむ。
ページをめくると、数行で、考えさせられた。
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 吾輩は猫である。名前はまだない。
 どこで生まれたかとんと検討がつかぬ。
 ~吾輩はここで始めて人間というものを見た。
 ~それは書生という人間の中で一番獰悪な種族であったそうだ。
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とんと=すっかり、書生=勉強してる人、獰悪=凶悪。
である。
私にはとても使えない言葉ばかりだ。

普段、プレゼンや説明資料を作っているときは、いかにわかりやすい文言や、簡単な言葉を使うかを考えている。
これはこれで、重要なことなのだが、結果として、小学生が使う単語と、深い意味の持たぬ横文字で形成されてしまうことも多い。
言葉や漢字そのものが持つ意味を、読者に引き出させようとしている文学作品とは正反対だ。

今後の表現の仕方について考えてしまった。

難しいかもしれないが、二つの表現手法をうまく組み合わせ、分かり易く、深い日本語を用いて、美しいドキュメントを作成していきたいと思う。

2011年2月8日火曜日

42円という法外な値段

電子書籍共通のメリットなのだが、雑誌であれば、記事単位で購入を行うことができる。
現在リーダーストアでも、「AERA」と「週刊朝日」が発売の約1週間後から記事単位で特集を購入できるようになっている。
私は、この手の雑誌はあまり読まないのだが、ふと雑誌とリーダーでの記事を比べてみたくなり、そのためだけに買ってみた。

雑誌は週刊朝日 2月11日号(350円)を。
電子記事は、その中の「中東で吹き荒れるソーシャルメディア革命(42円)」を買ってみた。

結果としては、ひどく後悔している。
こういった記事の購入に、リーダー、もしくは電子書籍の仕組み自体合っていないのではないかと思ってしまった。

まずは何よりも42円という法外な料金だ。
雑誌は、全144ページで、350円。その中での上記の特集はわずか2ページ。
普通なら、350円*2/144の値段で、5円ぐらいが妥当なはず。
更に一週間遅れの雑誌なら、その半額の2円ぐらいで十分ではなかろうか。

※「週刊朝日2/11号P.28-29より」
そして、リーダーでの残念なレイアウト表示が後悔に拍車をかける。
雑誌記事は、開いて目に飛び込む紙面でのインパクトが、重要な要素になっていることを痛感した。文字からイメージを沸かせるものではないのだろう。

雑誌の中で、ふと目をやると確認できる右上の地図も、リーダーではご覧のとおり。ページから外れる。
文庫本1ページ分の表現しかできないリーダーには、このような記事の表示は向いてない。と断言できる。

いずれにせよ、雑誌記事はこのままでは二度と購入しないだろう。
42円の価値を持つよう、リーダー向けに最適化してもらいたいものである。

2011年2月7日月曜日

その気になれる自分出版

リーダーでは自分の持つPDFファイルを閲覧することができる。
書籍を購入するのと同様に、USBでPCと接続し、「eBook Transfer for Reader」から転送すればよい。
転送されたファイルは、リーダーに最適化されて保存されているようだ。
そこで、自分の本もどきを、リーダーで表示してみようと思った。
とりあえず、PPTで表紙だけ作ってみる。

次にPDFに変換し、転送する。
するとどうだろう。それだけで設定したタイトルがそのままタイトルに、作成者がそのまま著者名になっている。

当たり前なのかもしれないが、なんだかその気になる。
リーダーで表示してみると、この通り。

中身はまるで無いし、形だけなのだが、名だたる著者と並んでいる様は、うれしいものだ。
私は仕事上、数々の文章を作っていくことになる。
どうせなら、このように書籍として残せるように考えて作っていこう。
ネットにあふれる書きなぐったコンテンツではなく。
まずは文章の腕を磨き、XMDFで作れるようにしておきたいと思う。
http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/a00i/106510/p1-2.html

2011年2月4日金曜日

ブックカバーに愛着を

これが悩ましい。
リーダーのブックカバーである。私は純正のこれを使っている。http://www.sony.jp/reader/lineup/acc.html
リーダー本体を保護せねばと思い、購入したのだが、これはブックカバーとは言えないだろう。

機能的には、上下の出っ張りでリーダーを挟むことができ、簡単に取り付けられる。
磁石が入っているのか、閉じようとすると、パタンとリーダーにくっつく優れものである。
ただ、とにかく風情がないのだ。
パソコンカバーじゃないのだから、何とかならないものか。

リーダーを好む人は、私も含めてそうだろうが、どんなにITしていようが結構アナログ好きである。
そこで、市販のブックカバーを更に被せることにした。
ぴったりだ。すばらしい。そしてかわいい。

ついでに、書き物も挟んだ。リーダーにメモの機能も、検索機能ももちろんあるのだが、私はたぶん、これでもメモを取ってしまうだろう。

はがきサイズが収めるには良さそうなので、近い内にリーダーにぴったり合うような手帳とメモを探してみようと思う。

2011年2月3日木曜日

ページはめくらない

リーダーは本を読むものだ。
じっくり読もうと思うと、楽に読み進められるポジションを考えたくなる。

リーダーもiPadのようにタッチパネルでページを進められるが、その操作感は良いものではない。ページをめくっている感じにならないのだ。

改めて本だと思ってみる。
縦書きの文庫本だと、左手で軽く本を曲げ、親指で紙面を離すという感覚で、ページを送っている。
そう、つまり、めくってない。
リーダーでもそれに近いポジションを取ってみた。
これだ。

このポジションでは、タッチパネルは使わない。左下に<>ボタンだがあるので、これでページを送る。
縦書きなら左へ、横書きの本なら右へ。
左手だけで電車の中でも実に快適。

リーダーではページをめくってはならない。送るのだ。

本が読みたい

私は、仕事上いつもコンピュータの画面を見てるから、iPhoneやiPad、Galapagosなどで、これ以上まぶしい画面を見るのがつらい。
「本」を読みたいと思ったとき、「本のように読める」リーダーは、最近のスマートデバイスとは異なり、私の味方だ。
悩んだ末、文庫本サイズのPocket Edition/5型を購入した。本当に文庫本と同じ大きさである。
電子ペーパーは、実際にみると本当に文字が紙に印字されたようで、美しい。
これからが楽しみだ。
購入サイトのReader Storeや、Pocket Editionの使い勝手、周辺アクセサリー、読書感想文も合わせて、これから記事を書いていこうと思う。

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