2011年10月20日木曜日

ソニーさん大丈夫?PRS-T1(WiFiモデル/6型)を触ってみて

そういえば、ソニーのショールームに新しいリーダーを見に行った結果を書いていなかった。
購入を考えている読者の方もいるかもしれないので、ここに所感を残しておこうと思う。

私が着目している点は、「新しいSony Readerを考える」で書いた、
・6型という大きさ
・ReaderからのReader Storeの使い勝手
・辞書の追加
の3点であった。

まず大きさの点なのだが、PRS-T1は思っていたより、ずっと軽い。
このため、6型という大きさはそんなに違和感を感じず、むしろ表示画面(電子ペーパーなので画面といって良いのかわからないが)が大きくなった分見やすいと感じ、逆に気に入ってしまった。
ただ、画面を囲っているプラスチックのような樹脂素材は、指紋が付きやすい。カラーバリエーションは3色あるのだが、指紋が目立つブラック、レッドは避けて、白を選択するのが良いと思う。

あと、もう一つ、見た目上の特長として、戻るボタンが配置されていた。
このボタンでそのままに、ひとつ前の作業やウィンドウに戻れる。
これは、なかなか便利で、現行の機種ではなぜついていなかったのか不思議だ。新機種のプラスポイントであろう。

次に、実際に書籍を読んでみた。
電子ペーパーの表示速度は若干ではあるが、改善されている。
しかし、画面の操作方法に、二本指での操作が加わって、これが最低である。
iPhoneのように表示の拡大/縮小と操るのだが、動作のスピードに電子ペーパーの表示速度が全く追い付かない。スマートフォンやタブレットを基準に、このリーダーを操ろうとしたら、やはり駄目である。
わかりきっていることなのに、なぜこういう余計でマイナス印象を与える機能を追加するのだろう。リーダーには求められていないだろうに。

さて、肝心のWiFi経由でのReader Storeの使い勝手に移ろう。

結論から言うと、お話にならない。
リーダーに内蔵されたビューアでは、一覧も見にくいし、書籍も検索しにくいし、ジャンルも選択しにくいし、何よりも全部白黒で、本屋にいる気がしなから、立ち読みも、ましてや購入などする気が全くおきない。
ということで、あっさりここでPRS-T1購入検討は終了である。

一応、辞書機能も試してみた。
残念ながら辞書は追加できない仕様がそのままであったので、新機種に追加された国語辞典の利便性を確かめるぐらいのつもりだったのだが、ここで腹立たしい機能がついていることを確認してしまった。

調べたい語彙を長タップすると、画面の下に意味が出てくる。やはりこれは便利。
しかし、同時に文章の上にWikipedia、Googleのボタンが現れた。まさか?と思いながらタップすると、そのままWebサイトに飛んでいくではないか。

いかんいかんいかん。たわけ。おろかもの。

不満度100点のWebアクセス機能である。
画面が切り替わる速度が遅いのだから、とにかく、今時のサイトを見るには不便極まりない。ヘボすぎて悲しくなってくる。

リーダのコンセプトは、「本を読みたい。ただそれだけ。」でしょう。

いらないのだよ。こういうのは。リーダーのユーザは別に本を読みながら、インターネットしようなどと思わないのだから。

ああ。もはやストレスがたまった。
今回の機種は絶対に購入を見送るべきだ。私が現在持っているPRS-350のほうが良い。

このままでは、ソニーのリーダーはもう駄目かもしれない。
ファンとしては、せめて次の機種に期待するので、何とかしてほしい。

なお、せっかくショールームに来たので、ついでにSony Tablet Pシリーズも触ってみた。
初代プレイステーションのゲームができるということで、やってみたのだが、なんとL1/L2ボタン、R1/R2ボタンが、上の画面に表示された。。
人差し指と中指で操作するボタンだったような気がするが、どうやって持って、どう操作すればいいのだろう。

ほんとソニーさん、いろいろ大丈夫か?

2011年10月14日金曜日

書籍リクエスト

リーダーストアーの片隅に、書籍リクエストなるリンクが追加されていた。



早速使ってみたのだが、書籍のタイトルか著者をリクエストするようなので、
とりあえず、このブログ「東京都知事選挙」で探したことのある、「老いてこそ人生(石原慎太郎)」を入力してみた。

すると、「手続き完了。ありがとうございました。」
のページに遷移してあっという間に終わってしまった。

Sony IDによる認証も無いし、このリクエストが届いて、どうなっていくのかもさっぱりわからない。

うーむ。天下のソニーのシステムがこれで良いものなのだろうか?

不満な気持ちのまま、
誰でも、何でも、依頼できるようなので、もう一冊、その気になれる自分出版」で書いた「よくある部下の奇行(林賢一郎)」のインチキ書籍も依頼しておいた。



ソニーに対して悪戯しているようで、気が引けたが、システムは快く受け取ってくれたのだから良いはずだ。

ゆくゆくは、リクエストサービスの向上のためにもなるだろう。

しかし、タイトルや著者がわかっていないと依頼ができない。というのは、またしても電子書籍らしくない。
今時なら、キーワードやジャンル程度で、検索がかけられ、関連するだろう書籍をリクエストできるぐらいでないとおかしい。

たとえば、日本を知る書籍を読みたいと思った場合、どういう風にリクエストをすればよいのだろう?
思想、政治がからむ歴史は、人によって解釈が異なり、文章の展開も異なる。だから、同じジャンルで違う書籍を比べたいとも思うだろう。
電子書籍で読みたいものと、アナログ書籍が良いものもあるはずだ。

アマゾンとでも連携して、少しでも電子書籍を買いたいと思わせるように、リーダーストアの改善を願う。

まあ、サービスの向上はこれからだとしても、リーダーストアに、書籍がまだまだ足りないのは事実。
この記事を読んだみなさんは、ぜひ電子書籍のリクエストを、ここから入力してほしい。


とにかく、何でも良いようだから。

2011年10月4日火曜日

新しいSony Readerを考える

ついにソニーから新しいリーダーが発売されるようだ。
PRS-G1(3G/WiFiモデル/6型)と、PRS-T1(WiFiモデル/6型)の2機種である。

両機種とも現行モデルと同様に電子ペーパーを採用し、インターネットへの接続機能を備えている。

PRS-G1での3G回線は、KDDI株式会社か沖縄セルラー電話株式会社との3G通信契約が必須となる。通信方式は、CDMA2000 1X(下り最大3.1Mbps/上り最大1.8Mbps)であり、他社の3G回線は使えない。

回線事業を巻き込み、垂直型の電子書籍ビジネスモデルでも展開するもりなのか、リーダーでは新聞や雑誌をタイムリーに購入できないのに、意味不明である。
回線事業者としては2台目需要、複数契約を狙っているのだろうが、デジタルフォトフレームで似たようなことをして、あれだけ失敗しているのに、こちらも残念でならない。

せめて、例えば例月回線を契約していれば、「購入書籍が常に割引になる」、「レンタルのような従量払いができる」等の電子書籍の提供の仕方があるならば、利用の考えようもあるが、元より通常の書籍と電子書籍の料金の差すら大差ない現状では、期待することはできないだろう。

更には、
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ウェブコンテンツの文字が快適に読める
電子ペーパーを採用したディスプレイは、書籍やコミックはもちろん、文字中心のブログやニュースサイトなどウェブコンテンツの表示にも最適。目にやさしく、紙のような読み心地で、長時間快適に閲覧できます。
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とある。

何を言っているのだか。そもそもFlashも表示できないし、アクセス制限もかかっている。
リーダーを利用しているユーザならわかるが、電子ペーパーの反応速度を考えれば高速にWeb等を表示するには不向きである。CPUも速くないうえ、3G回線となるなら尚更、検索するだけでもストレスを感じるに違いない。

紙のような読み心地とはよくぞ都合良く表現したものだ。

もはや、PRS-G1の方はコンセプト不明のいらないデバイス決定である。
こちらがほしい方は、Readerではなく、Sony Tabletを購入するのがよろしかろう。

さて、以上の考察から、PRS-T1(WiFiモデル/6型)の購入の是非を考えてみたい。

私の持っている現リーダー(PRS-350/5型)利用において、購入を悩んでいる点は以下である。
・6型モデル
6型は新書本の大きさで、文庫本の大きさであったPRS-350より一回り大きい。
これは微妙な大きさで、スーツの内ポケットに入っても、ジーパンの後ろポケットには入らない大きさである。
いつも手ぶらで行動する私にとっては、大きな事項だ。
実物を持ってみて考えるしかない。

・ReaderでのReader Storeの使い勝手
唯一の本屋さんである、Reader Storeは、とにかくユーザビリティが悪い。
以前このブログでも「こんなコミックでは本屋は廃業間近」で書いた通りである。
インターネットに繋がり、直接購入できるということは、このReader StoreがReaderの中に入っているということだが、直接現在のサイトにアクセスするわけではないだろうから、なんらかかの専用アプリか、専用サイトが用意されていると思われる。
本を見つけるのも大変なこのReader Storeがどう改善されているのか。
これも、実際にアクセスしてみてから考えるしかない。

・辞書機能の強化と追加
これも以前このブログで「辞書がないとつらい」で書いたのだが、せっかく書籍を読みながら辞書を引ける機能がついているのに、以前は英和辞書しかなく、挙句の果てには、追加でインストールもできなかった。
PRS-T1では、国語辞典:大辞林 第三版 は利用できるようだが、追加できるかどうかはわからない。
販売員にでも聞いてみるしかない。


ということで、今からソニーショールーム(銀座)に行ってきます。