今回の大震災。被災地の方々を想うと、たかだか停電で、買占めを始める都会人は何とも情けない。東京のような大都市で起こったら、人災で自らを滅ぼすことになるのだろう。
歯車が狂うと、平和ボケ人は、皆、弱い。
TVやネットで見るニュースは、暗い話ばかり。
街も節電で暗く、余震もある、こういうときこそエネルギーを無駄に消費しない読書が気を紛らわすのに一番いい。
ページを送るときにしか電力を使わないリーダーは、バッテリーの残量をあまり気にする必要がない。震災から前から一週間以上充電をしていないほどだ。
とはいえ、結局はいつか電気エネルギーがなくなれば動かなくなる。
要は、電子ブックではなくて、電気力ブックなのだ。
ふと、この間テレビで振動力発電を特集していたことを思い出した。
携帯電話が電気を使ってバイブなどの振動を起こしているが、その逆を、圧電素子で行い、振動から電気を作り出すというものだ。
本当に夢がある。
http://yumenotobira.sblo.jp/article/10475398.html
しかもリーダーなら、すぐにでも実現できそうな気がしてくる。
ページを送る振動で次のページを表示するだけで良いのだから。
本も流通が遅れ、本屋も多数無くなっているに違いない。
電子本屋と、自分で発電できる端末があれば、被災地でも読書ができる。
正しく編集され、その方たちに本当に必要な情報も送れるのではないだろうか。
また一つ、今後の電子書籍のあり方を私なりに考えることができた。
それにしても、今回のような事態で、我々は情報の扱い方が実に未熟であることを露呈してしまった。
すぐに「情報が錯綜」などというが、情報が錯綜するのは、情報を送る側も得た側も、内容の分析、取捨選択ができていないからである。
Twitterなどはネット時代の伝達手段として極めて有効だ。
だが、良かれと思い、右から左へ流す情報が、どれだけ情報を錯綜させ、エネルギーを消費させてしまったか。
たとえば、素人が放射能の情報を大急ぎで集めて、ろくに分析・取捨できずに共有して何か役に立ったのか?
こういう点は反省せねばならないだろう。
情報の伝達技術を持つ我々は、情報を捨てる技術も磨かなければならないのだ。
2011年3月19日土曜日
2011年3月10日木曜日
図書券を制するものは電子書籍を制する
地上マイラーである私は、ANAマイルが貯まると、いつもEdyにポイントを変換している。Edyは便利で、それこそ本も買えるからだ。
先日、ちょうどマイルが貯まったので、交換を行おうとしていたところ、「ソニーポイント交換レートアップキャンペーン」なるものを発見した。
マイルからソニーポイントへ交換すると10%もお得である。
(10,000マイル→11,000ソニーポイント)
今回はソニーポイントへと交換し、
そのまま、ソニーポイントで、「世界を知る力(寺島実郎)」と「日本でいちばん大切にしたい会社(坂本光司)」を一緒に買ってしまった。
ポイントになると、なぜか買いやすくなるのも、ポイントだ。
しかし、そういえば、電子書籍を購入する際は、ポイントでもクレジットカードでも今のところネット経由で購入する以外の手段がない。
リーダー利用者は、ソニーが提供するネット上の「Reader Store」のみが本屋である。
今更ながら、この本屋では図書券や図書カードが使えないことに気づいた。
学生の頃から、何かのお礼の際には、図書券をもらっていたが、このような文化は一体どうなっていくのだろうか?
図書券(新規発券は停止済み)や図書カードは有効期限が無い。しかし、電子書籍が普及すればするほど、使い道も無くなってしまうだろう。
そこで思ったのだが、各電子書籍ストアーは、これを自社の発行するポイントと交換してみてはいかがだろうか。
世の中にどれだけの図書券/図書カードが眠っていることか。
これらをソニーポイントに還元したら、電子書籍は、「Reader Store」から買うことが決定付けられる。ポイントに加算して、PCなどが購入されるチャンスが生まれるかもしれない。
先に取り組んだストアーが勝つだろう。
電子であっても無くても書籍なのだから、是非とも実現してほしいと思う。
私も財布の中身の図書カードを確認しておく。
かなり利用済みであり、あと300円ぐらいしか残っていなかったのは、ちょっと残念だ。
ただ、良く見ると図書カードでなく、QUOカードであった点は、このような記事を書く以上、深く反省しなければなるまい。
先日、ちょうどマイルが貯まったので、交換を行おうとしていたところ、「ソニーポイント交換レートアップキャンペーン」なるものを発見した。
マイルからソニーポイントへ交換すると10%もお得である。
(10,000マイル→11,000ソニーポイント)
今回はソニーポイントへと交換し、
そのまま、ソニーポイントで、「世界を知る力(寺島実郎)」と「日本でいちばん大切にしたい会社(坂本光司)」を一緒に買ってしまった。
ポイントになると、なぜか買いやすくなるのも、ポイントだ。
しかし、そういえば、電子書籍を購入する際は、ポイントでもクレジットカードでも今のところネット経由で購入する以外の手段がない。
リーダー利用者は、ソニーが提供するネット上の「Reader Store」のみが本屋である。
今更ながら、この本屋では図書券や図書カードが使えないことに気づいた。
学生の頃から、何かのお礼の際には、図書券をもらっていたが、このような文化は一体どうなっていくのだろうか?
図書券(新規発券は停止済み)や図書カードは有効期限が無い。しかし、電子書籍が普及すればするほど、使い道も無くなってしまうだろう。
そこで思ったのだが、各電子書籍ストアーは、これを自社の発行するポイントと交換してみてはいかがだろうか。
世の中にどれだけの図書券/図書カードが眠っていることか。
これらをソニーポイントに還元したら、電子書籍は、「Reader Store」から買うことが決定付けられる。ポイントに加算して、PCなどが購入されるチャンスが生まれるかもしれない。
先に取り組んだストアーが勝つだろう。
電子であっても無くても書籍なのだから、是非とも実現してほしいと思う。
私も財布の中身の図書カードを確認しておく。
かなり利用済みであり、あと300円ぐらいしか残っていなかったのは、ちょっと残念だ。
ただ、良く見ると図書カードでなく、QUOカードであった点は、このような記事を書く以上、深く反省しなければなるまい。
2011年3月4日金曜日
中古本しか買えない時代へ
大学入学試験中に予備校生が携帯電話でカンニングをし、逮捕されたそうだ。
ハンドルネーム、アバターでも同じことだが、匿名なら何とでもなると考える彼らは、インターネットの仕組みや、今時のデバイスの凄さを意識しないのだろう。
iPhoneや、Androidなどで、タッチパネルをいじくりまわしている人たちは、自然に指紋を採取され、同時に画面を覗き込んでいる間に写真も撮られ、ネット上に蓄えられているかもしれない。
実際は無いにしても、この程度ならすぐにできるような時代なのだ。
使い勝手が良いということは、意識せずに今回のような事例を作り出すのだから、恐ろしい。
それにしても試験中に携帯電話で、コソコソしながらよくぞ投稿できたものだ。
補完機能を最大限に活かしても、そうそうできるものではなかろう。
それに、6分後には回答が書き込まれたというのだから、彼らは皆、反射的に動ける情報共有サイトの達人に違いない。
電子書籍の世界でも、ソーシャルリーディングなる言葉が生まれている。
フレーズというか、書籍の文面をシェアして、感想文を情報共有サイトでシェアするらしい。SHARE READER(http://shrd.jp/)はその一例である。
ニコニコ動画のように、シェアされ今流れている情報に対して、投稿できるものは、非常に素晴らしい仕組みだと思っている。
しかし、このように、個人の電子書籍を、わざわざ本文引用付きで、感想文を投稿してシェアという点で、著者や読者はソーシャルリーディングに満足するのだろうか?
http://blog-imgs-38-origin.fc2.com/d/e/s/designsign/20101215_share_2.jpg
SHARE READERでは、達人の技術は必要ない。
なぞるだけで、文章をネット上にUPできる。簡単だからあっという間に、全文そろって、ネット上で一冊になることだろう。これは良いことに思えない。
そしてそもそも、著者は、それぞれ一フレーズに対して、つぶやきレベルのコメントを望むだろうか?また、普通の読者は、余計なコメントに読む気を失わないだろうか?
更に、あるソーシャルリーディングでは、本文の該当箇所に他の読者がつけた感想を映画の字幕かセリフのような吹き出しのように表示する機能を検討しているという。
全くもっていらない機能だ。
実物の本だったら、他人の手によってつぶやきを書き込まれた本を、誰が金を出して買うというのだろうか。
販売に直結させたい意思はわかるが、それならせめて廃棄寸前の中古本として格安で売って欲しい。いらぬ情報は、マイナスの価値しか与えないことを認識する必要があるだろう。
リーダーは、機能的にもこのような方向に行かないだろうから安心だが、電子書籍全体の発展に危うさを感じてきた。中古本しか買えない方向へ向かっていることに気付いてほしい。
今は、ソーシャルリーディングが、皆の手によってシェアが目的とならないことを祈るばかりだ。
新刊を丁寧に読みすすめて感じる、自身の素直な感想を妨げないために。
ハンドルネーム、アバターでも同じことだが、匿名なら何とでもなると考える彼らは、インターネットの仕組みや、今時のデバイスの凄さを意識しないのだろう。
iPhoneや、Androidなどで、タッチパネルをいじくりまわしている人たちは、自然に指紋を採取され、同時に画面を覗き込んでいる間に写真も撮られ、ネット上に蓄えられているかもしれない。
実際は無いにしても、この程度ならすぐにできるような時代なのだ。
使い勝手が良いということは、意識せずに今回のような事例を作り出すのだから、恐ろしい。
それにしても試験中に携帯電話で、コソコソしながらよくぞ投稿できたものだ。
補完機能を最大限に活かしても、そうそうできるものではなかろう。
それに、6分後には回答が書き込まれたというのだから、彼らは皆、反射的に動ける情報共有サイトの達人に違いない。
電子書籍の世界でも、ソーシャルリーディングなる言葉が生まれている。
フレーズというか、書籍の文面をシェアして、感想文を情報共有サイトでシェアするらしい。SHARE READER(http://shrd.jp/)はその一例である。
ニコニコ動画のように、シェアされ今流れている情報に対して、投稿できるものは、非常に素晴らしい仕組みだと思っている。
しかし、このように、個人の電子書籍を、わざわざ本文引用付きで、感想文を投稿してシェアという点で、著者や読者はソーシャルリーディングに満足するのだろうか?
http://blog-imgs-38-origin.fc2.com/d/e/s/designsign/20101215_share_2.jpg
SHARE READERでは、達人の技術は必要ない。
なぞるだけで、文章をネット上にUPできる。簡単だからあっという間に、全文そろって、ネット上で一冊になることだろう。これは良いことに思えない。
そしてそもそも、著者は、それぞれ一フレーズに対して、つぶやきレベルのコメントを望むだろうか?また、普通の読者は、余計なコメントに読む気を失わないだろうか?
更に、あるソーシャルリーディングでは、本文の該当箇所に他の読者がつけた感想を映画の字幕かセリフのような吹き出しのように表示する機能を検討しているという。
全くもっていらない機能だ。
実物の本だったら、他人の手によってつぶやきを書き込まれた本を、誰が金を出して買うというのだろうか。
販売に直結させたい意思はわかるが、それならせめて廃棄寸前の中古本として格安で売って欲しい。いらぬ情報は、マイナスの価値しか与えないことを認識する必要があるだろう。
リーダーは、機能的にもこのような方向に行かないだろうから安心だが、電子書籍全体の発展に危うさを感じてきた。中古本しか買えない方向へ向かっていることに気付いてほしい。
今は、ソーシャルリーディングが、皆の手によってシェアが目的とならないことを祈るばかりだ。
新刊を丁寧に読みすすめて感じる、自身の素直な感想を妨げないために。
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