リーダーで、立ち読み機能を良く使う。
Reader Storeにアクセスし、気になる本のサンプルをダウンロードするだけなので、私のリーダーには、数々のサンプルが入っている。
しかし、残念なことに、これらのサンプルはすぐれているとは言えない。
本屋で立ち読みをするときは、表紙を見て、目次を見て、パラパラと全体をすばやく流し読みをするだろう。
ところが大抵のリーダーのサンプルは、目次と最初の一章(節)ぐらいしか読むことができない。表紙に帯も無いから、結局、目次とその一節で、購入するかを判断することになる。
つい先日、「ジャパネットからなぜ買いたくなるのか?」という書籍が販売された。
仕事がら、販売に繋がる様々なマーケティング手法を勉強しているのだが、Facebook等ソーシャルメディアに気を取られ、日本最強のテレビショッピングの存在を忘れていた。
即サンプルをダウンロードし、ページを送る。
面白い。初めてサンプルで惹かれた。
最初の一節では、会議で使う高機能ICレコーダを瞬時に4万台売った話が載っている。
--
性能を説明せずに、
「『何時に帰る』とか『冷蔵庫にアイスクリームが入っているよ』など、お子さんへ伝言を残したいとき、これを使ったらいかがですか」
とアピールしたんです。
--
新たな顧客層を見つけ、その購買意欲を引き出す素晴らしい提案。
相手に伝える、相手の利益を考えるという大原則が分かっていても、ここまで具体的に簡単にできるものではない。
そして、この本の著者(荻島央江氏)の腕。
「ジャパネットはマーケティングのセオリー通り」と称し、本の「はじめに」の段階でそれを説明。そこに興味を持つ(私のような)人間のために、具体的な上記の例を最初の一節に持ってきている。
実に勉強になる。
リーダーのサンプルにも最適だし、このように引き寄せれば、マーケティングは成功だ。
1,400円。納得し、購入してしまった。
今は、電車の中スティーブジョブスとザッカーバーグと高田の3冊を行き来している。
読み比べながら読み進めるのは、実に楽しい。
リーダーのような電子書籍ならではの読書スタイルが、私なりに確立しつつある。
