気づかなかったのだが、リーダーストアで、名作・古典や、日本文学作品がすべて無料で購読できるようになっていた。
http://ebookstore.sony.jp/genre/list_text/1500/
約2,000冊だ。
「本コンテンツは日本国内におけるパブリックドメインです。」とあり、芥川龍之介、太宰治、夏目漱石、宮沢賢治といった、誰もが知る著者の作品を、本当に無料で読むことができる。
青空文庫万歳。
そういえば、中学生ぐらいから日本文学作品を読んでいない。
夏休みの宿題として、ずいぶん読書感想文を書いた記憶があるが、恥ずかしながら内容は全く覚えていない。
今なら、どういう感想を持つのだろうか。
早速リーダーに一冊入れてみた。
選んだ一冊は、「吾輩は猫である」夏目漱石である。
うむ。
ページをめくると、数行で、考えさせられた。
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吾輩は猫である。名前はまだない。
どこで生まれたかとんと検討がつかぬ。
~吾輩はここで始めて人間というものを見た。
~それは書生という人間の中で一番獰悪な種族であったそうだ。
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とんと=すっかり、書生=勉強してる人、獰悪=凶悪。
である。
私にはとても使えない言葉ばかりだ。
普段、プレゼンや説明資料を作っているときは、いかにわかりやすい文言や、簡単な言葉を使うかを考えている。
これはこれで、重要なことなのだが、結果として、小学生が使う単語と、深い意味の持たぬ横文字で形成されてしまうことも多い。
言葉や漢字そのものが持つ意味を、読者に引き出させようとしている文学作品とは正反対だ。
今後の表現の仕方について考えてしまった。
難しいかもしれないが、二つの表現手法をうまく組み合わせ、分かり易く、深い日本語を用いて、美しいドキュメントを作成していきたいと思う。

